親鸞聖人のお歌の心を読み解くサイト

親鸞聖人が結婚なされた本当の理由

Posted on 24th 12月 2010 by はるき in 未分類

師走も半ばを過ぎ、あっという間に今年も終わろうと
しています。

昨日、読売新聞で読者が選ぶ2010年の日本10大ニュースが
紹介されていました。

今年一番、関心があったニュースの第1位は「尖閣諸島問題」でした。
皆さんの心に残った出来事は何だったでしょうか……。

早速、親鸞聖人のお歌を
一緒に学びたいと思います。

「三十一の御歳(おんとし)に
 師匠のすすめに従われ
 兼実公(かねざねこう)の玉姫(たまひめ)を
 請(う)けて在家の身とぞなる」

親鸞聖人は31才で先生である法然上人の
すすめに従われ、時の関白・九条兼実公の娘、
玉日姫(たまひひめ)と結婚されました。

親鸞聖人は公然と「肉食妻帯」をなされました。

「肉食」とは魚や獣の肉を食べること、
「妻帯」は結婚することです。

 当時、天台宗や真言宗などの聖道門といわれる仏教では、
肉食妻帯は固く禁じられていました。

 厳しい戒律を守って修行に打ち込み、
欲・怒り・愚痴の煩悩と闘って、
さとりを得ようとするのが、
これらの教えだからです。

 僧侶が公然と肉食妻帯することは、
仏教界だけでなく、世間でも大問題でした。

 かくして親鸞聖人には、
「破戒僧」
「堕落坊主」
「仏教を破壊する悪魔」
「仏敵」
「色坊主」
などの、聞くに堪えない悪口雑言が嵐のように浴びせられ、
世間中のあらゆる非難を一身に受けられることとなったのです。

 このような親鸞聖人の言動を見て、
“己に素直に生きられた方”といったイメージを持っている人は
少なくないようです。

しかしこれは、己の欲望のままになされた行動ではありません。

 非難を覚悟の上で、あえて公然と肉食妻帯をなされたのです。

聖人はおっしゃいます。

「僧侶も、在家の人も、男も女も、ありのままで等しく救いたもうのが
阿弥陀如来の本願。その真実の仏教を今こそ明らかにせねばならぬのだ。

阿弥陀如来の広大なご恩徳を思えば、どんな非難も、物の数ではない」と。

私たちのありのままの姿とは、
どんな姿なのでしょうか。

親鸞聖人は私たち人間の本当の姿を明らかにして
くださいました。

親鸞聖人のお歌を通じ、続けてお話ししたいと思います。

つづく

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