親鸞聖人のお歌の心を読み解くサイト

親鸞聖人のご苦労を偲ぶ

Posted on 11th 5月 2009 by はるき in 親鸞の御歌紹介, 親鸞の御歌解説, 親鸞の生涯

おそれおおくも いまここに
見真大師(けんしんだいし)が 真宗(しんしゅう)を
開(ひら)きたまいし 御苦労(ごくろう)を
のべて御恩(ごおん)を よろこばん

(※浄土真宗親鸞会発行の正信聖典P.68参照)

大意
まことにおそれおおいことながら、親鸞聖人が浄土真宗を開かれました九十年のご苦労を歌にしたため、ご恩徳を喜ばせて頂きましょう。
※見真大師とは、親鸞聖人のことです。

「『燕雀(えんじゃく)、安(いずく)んぞ大鵬(たいほう)の志を知らんや』『猫は虎の心を知らず』。親鸞さまの大御心(おおみこころ)など分かろうはずのない私が、聖人のご一生をあれこれ歌に表すのは、あまりにも危険の多いこと。しかし、書かずにはおれないのです。恐れの多いことは百も承知の上で、若輩ながらここに記させていただきます」
作者のやむにやまれぬ述懐が冒頭の言葉から伝わってきます。

親鸞聖人がお生まれになられたのは、承安3年(1173年)、平安時代後期に入ってのことでした。
その頃の日本は、保元の乱(1156年)、平治の乱(1159年)で武力が台頭するようになり、京都の町は焼かれ、混乱を極めていました。
その真っ只中に、親鸞聖人は生を受けられたのです。

親鸞聖人がお生まれになったのは、京都・日野の里。
父君は藤原有範(ふじわらありのり)卿。母君は吉光御前(きっこうごぜん)といわれます。親鸞聖人のご幼名は、松若丸(まつわかまる)といいました。
親鸞聖人が4歳のとき、父君・藤原有範卿が亡くなり、親鸞聖人が8歳になられた時に、母君も亡くなられました。

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